7年ぶりのアメリカ(2日目)

9月17日(土)アメリカ旅行2日目。

朝5時、ハラーズホテルのシャトルバス停留所ではすでにツアー会社のバンが停まっていた。運転席から降りてきたのは日本人。しかし、身体はがっちりとしており、ひげもじゃの55~60歳くらいのおじさんであった。名前は「マサさん」。後にわかるが、とても気さくな人だが、実は切れやすい性格の持ち主である。((((;‘Д’)))ガクガクプルプル

私の迎えが一番さきだったのと、一人での参加なので必然的に助手席に座ることになった。そして次に「サーカス・サーカスホテル」で来年卒業の女子大生3人組をピック。それからご年配夫婦2組を「ヒルトンホテル」で乗せ、最後にバックパッカーが泊まるような宿泊施設から33歳(確か)のTくん一人を乗せ出発した。運転手のマサさんを含め、10人での1泊2日の旅が始まった。

そもそもこのツアーは「グランドサークル」ツアーと称しており、「グランドサークル」とは、ユタ州とアリゾナ州の州境にあるレイクパウェル湖を中心に半径230キロの円を描く中に存在する国立公園と自然公園のことを言う。今回のツアーはその中から、レイクパウェル湖、アンテロープキャニオン、ホースシューベンド、モニュメントバレー、グランドキャニオンをめぐる。

すでに朝5時からツアーが始まっているのだが、昨晩は時差の関係でほとんど寝られなかった。結局寝られないのでテレビをつけてみたら、ダイエット商品のコマーシャルを一堂に集めたチャンネルがあった。「ターボファイヤー」なるものや「ズンバ」、「フードラバース」など、本当に多くの商品が次から次へと流れており、結構興味津々に見入ってしまった。と、話はそれたが、そんなわけで昨晩はほとんど寝ていない。しかも今朝は朝早いし。

眠い・・・寝たい・・・・、と心の中で叫び続けていたが、助手席に乗ってしまった私は運転手のマサさんのおしゃべりにお付き合いするハメになってしまっていた。しかもマサさん、本当にとめどなく話す・・・。しかも話に夢中でそよ見はするは、ハンドルはそっちのけ。隣に座っていて、眠いどころの騒ぎではなく、かえって心配で目が冴えてしまった。

そんな中、一行がアンテロープキャニオンに向かう途中、橋に差し掛かった。その時、積載量オーバーのトレジャーボートを積んだ車が橋の反対側からやってきた。マサさんは交通ルールを守り、橋のたもとでその車が通過するまで一時停止をしていた。すると、私たちの後続車のアホなあんちゃんが運転するレンタカーが私たちのバンを追い越し、交通ルールを無視してそのまま橋を渡り始めた。マサさんと私は、「アホだ、あいつは」などと話をしながら鼻で笑っていた。そしてトレジャーボートが通過したので、バンは橋をわたりそして向こう岸へ。すると、わたしたちを追い越し、交通ルールを無視して走り去っていったアホのあんちゃんの車が車道で私たちの行く手を遮っていた。クラクションをならしても動こうとしない。ならば反対車線にでて追い抜こうとした。しかし、アホのあんちゃんの車がまた邪魔をする。そしてついに恐れていたことが・・・。

マサさん窓開ける。「おら~っ、車から降りろや!!かかってこいや!!← もちろん英語」と叫びながら中指おっ立てている。

後ろに座っている8人のツアー客「・・・・・・・・・・・・・・・」。

最終的にはむこうのアホのあんちゃんが逃げていって終わったのだが、その後、微妙に張り詰める不思議な空気がツアー客を包んでいた。( ̄□ ̄|||)ガーン

そんなこんなで、たどり着いたのがレイクパウェル湖、そしてアンテロープキャニオン。レイクパウェル湖は約20年前に訪れたことのある懐かしく、思い出のある場所である。その当時はここでキャンプをし、一夜を過ごしたこともある。また、アンテロープキャニオンもその時に一度訪れたことがあったので新たな発見はなかったが、「あの頃と変わっていない」という事実がじつは私にとっては何よりも嬉しい発見だったことに後から気付いたのであった。ちなみに、レイクパウェル湖はグランドキャニオンの上流にあり、アメリカでは第2の大きさを誇る人造湖である。また、アンテロープキャニオンはナバホ族の居留地にあるため、彼らが案内をすることが決められている。アンテロープキャニオンにはアッパーとロウアーに分かれており、経営しているナバホ族家族の年商は5億円とも言われている。まだ高校生くらいの息子がいるらしいので、玉の輿に乗りたい方はぜひ訪問してみては?

アンテロープキャニオン(アッパー)にて

その後、昼食をチャイニーズレストランのバイキングで済ませた一行が次に向かったのがホースシューベンド。コロラド川が馬蹄形のカーブを描く場所で、上から見ると一目瞭然。たしかに馬の馬蹄の形に見える。ここには柵がなく、とにかく怖い。なにが怖いって、被写体の人物よりも写真を撮っているほうが怖くなる。私はなんとかへっぴり腰で崖の淵に腹ばいになり、写真を撮り始めた。そしてT氏はその滑稽な姿を写真に撮った。それが下の写真である。写真ではこの風景のダイナミックさがあまり伝わらないと思うが、本当に腰が引けるほど迫力のある場所だった。機会があったらまた行きたいと思うほど、印象に残る感動的な場所だった。

ホースシューベンドにて撮影中

続いて、ホースシューベンドから2時間強ほど車で走ると、西部劇の映画などの撮影にも利用されるという「モニュメントバレー」に到着。ここでは、別の観光用ジープに乗り替え、モニュメントバレーの撮影スポットを巡った。この日の天気は曇り。ぶ厚い雲が空全体を包んでおり、夕陽は期待できなかった。しかし、ジープがそろそろ到着地点にとどくころ、何と!夕陽が顔を覗かせはじめた。そして夕陽がモニュメントバレーの赤土に反射し、真っ赤な色をかもし出していた。本当にきれいだった。この場所も20年前に訪れたことのある場所なので、懐かしさを噛み締めながら景色を堪能していた。本当に素晴らしい夕陽とそれに映えるモニュメントバレーを見ることができて最高だった。

モニュメントバレーの夕陽

この日の夜はKayenta(カイエンタ)という街のモーテル「Hampton Inn of Monument Valley」というところに泊まった。小ぎれいなモーテルで、宿泊者数もハンパなく多い。大型バスも数台停まっており、みな目的は一緒だった。そう、モニュメントバレーで朝陽を見ることである。

明日の朝はモニュメントバレーで朝陽を見るツアーがあるので早く寝ることにした。しかし、後に分かるが、この日もまだ日本からの時差ぼけがなおっていないため、夜は結局寝られなかった。(泣)

7年ぶりのアメリカ(3日目)につづく。

シンタ

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